「今週末のあれ。どこでみるのか考えてみた?」不意に後ろの席から声をかけてきたのは同じ学科のノブだった。「だから蔵王の山の上がいいってば」突然の質問に口をこもらせているわたしをさしおいて、横で聞いていたカズが当然でしょうといわんばかりの口調…
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